Kada-Rec

透視像録画/配信システム

近年、インターベンションの治療経過を目的として、透視像を録画・保存することの重要性が増しています。
「Kada-Rec」は、透視像などの映像を取り込み、画像ファイルとして保存する映像収録システムです。
作成される画像ファイルはMPEG4のため、編集も容易となり、治療経過の記録、学会発表、教育用ビデオ作成など多目的に活用いただけます。
 

接続概念図

接続概念図
    • 4系統の透視映像とIPカメラ映像の同期収録
    • X線の透視像は曝射連動し、IPカメラの映像は連続収録
    • サムネイルより選択、最大6画面同時再生
    • 検査情報はDICOM MVMにて取得可能
    • ファイル出力機能により必要なファイルを一括出力

Kada-Recの特長

同時に4系統の透視映像と2系統のIPカメラの映像信号取込み

収録できる透視映像は、最大解像度はフルHD(1920×1080pixel)の映像信号を4系統同時に取込むことができます。さらにネットワークカメラやWebカメラの映像も透視像と同時に収録が可能です。独立して収録映像のファイルを作成し、長時間の高画質・高解像度の映像を効率よく保存します。収録映像はタイムコードを付加することができ、映像の編集に役立ちます。

X線曝射と連動した映像収録

血管造影X線診断装置と接続する際、X線曝射と連動することで、撮影、透視中の映像のみを収録できます。撮影、透視像のみを保存するため、収録映像のファイル容量を最小限に抑えることができ、映像を見返す際にも目的の映像を容易に見つけることができます。

収録するチャンネルごとに収録トリガー設定

収録できる映像は、チャンネルごとに収録開始、停止の制御が可能です。透視像はX線曝射と連動収録し、IPカメラの映像は連続収録が可能です。

MPEG4形式による保存

収録映像は、MPEG(AVC/H.264)形式で保存します。WindowsやMacなどのさまざまな環境で、映像の閲覧・編集作業などを容易におこなうことができます。 

収録映像の出力

収録映像の出力機能を利用することで、必要な映像を選択して一括出力ができるため、映像の二次利用を容易にします。

検査情報による映像の管理

収録した映像は検査情報が付加され、映像の検査性を高めます。検査情報はDICOM MVMにて取得可能なほか、手入力もできます。 
 

収録映像の配信

 

Kada-Liveの配信サーバと接続することにより、映像のライブ配信が可能で院内端末にて映像参照や会話、文字チャットによるコミュニケーションが図れます。  

製品仕様

モデル名 Kada-Rec2 2channel版 Kada-Rec2 4channel版
信号入力 HDMI2系統+
イーサネット2系統
HDMI4系統+
イーサネット2系統
ファイル出力  入力系統ごとに出力
(4出力)
 入力系統ごとに出力
(6出力)
最大出力解像度 最大1920×1080pixel(30fps)
収録・出力形式 MP4形式
トリガー連動 X線曝射スイッチ連動による収録/マーキング
再生数 最大6ファイル同時再生
サーバー連携
(オプション)
●Kada-Live Serverと連携することで収録映像をライブ配信
 が可能
●Kada-Live Viewerでライブ映像を閲覧・会話・チャット
 が可能
●収録した映像を電子カルテやPACSと連携しオンデマンド
 配信が可能

最新の導入事例

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